■ 鳳凰三山で「俺の地図」をテストしてきました 2010年09月06日  | |
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開発中の、「地図は自分で用意する(つまり使い慣れてる登山地図を取り込めば使える)GPSアプリ」、「俺の地図」を鳳凰三山でテストしてきました。

地図画像の左上と右下の経緯度を設定すると、GPSが示す現在地からその地図画像のどこに自分がいるか判るというアプリです。Googleの地形地図とかをキャッシュしておけるGPSアプリはすでにあるのですが、取り込む手間はあるけど好きな地図を使えるというのがこのアプリの特徴です。

地図は上記画像、カシミール3Dというパソコンの山用ソフトで画面に映した物をキャプチャしました。
カシミール3Dは日本全国の地図が入ってて、プリセットでルートもかなり入ってるし、ルートの標高グラフなんかも表示できたりして大変に便利なソフトです。もちろん自分でルートを設定することも出来るし、GPSロガーで記録したトラックデータを読み込んで地図上に表示させることも出来ます。
という感じで便利なカシミール3D。その地図をスクリーンキャプチャで取り込み、メールでiPhoneに送ります。それをカメラロールに保存すると、「俺の地図」に地図を読み込ませることが可能になります。
ちょっと面倒な気もするけど慣れれば大した手間じゃありません。カシミール3Dはマウスカーソル上の経緯度が判るので、それを地図画像に合わせて入力すれば準備完了。
実際に歩くと、こんな感じで自分の位置がプロットされます。

赤い丸が自分の現在地。これまで山ではチェックポイントや、そこからの経過時間、標高、周りの地形と地図の地形を見比べる、なんていう手段で現在地を割り出していましたが、こうして俯瞰で現在地が判るというのはかなり画期的ですね。GPSスゲー!しかも、Googleマップではなく日本語表記の登山地図に現在地がプロットされるというのが凄く良い。
ただ、問題もありまして。

どうも、得られるGPSの座標がずれてるんですよね。特に、周りが高くて自分が低い位置にいるとき。実際よりも高い位置にいるようにズレるようです。上の画像だと矢印方向に向かって標高が高くなっていますが、赤いラインの上を歩いているはずが、やや山側の座標が示されています。

では地図に設定した経緯度が違うかというと、見通しが良い尾根や山頂、原っぱなどでは正確にポイントされるので設定は間違っていないようです。

尾根を真っ直ぐ下っていたときは、実際よりも進んでいない様に表示されていました。やはり、標高が高い方へ座標が引っ張られているみたいです。
このズレは、都会でもビルの谷間にいると現在地を正しく示せなくなるのでiPhoneのGPSの限界という気もします。アプリ側ではiPhoneがくれる座標から計算してプロットしてるだけなのでどうしようもないんですよね。そもそも数十mはズレます、っていうのがiPhoneのGPS精度ですからね。
10万円とかする山岳用のGPSはおそらく地形も計算に入れて、山の高さや斜度などからGPSの電波がどうおかしくなるかを計算して位置を補正してるんじゃないかと思うのですが、そういった高級なGPSを使ったことがないのでよくわかりません。どのくらいの精度なのか一度見てみたいとは思うのですが。
「俺の地図」は地図を単なる画像としてしか扱わず、高度データなんかも持っていないのでそういう補正をするのはちと難しいです。また、数値地図を内蔵しても地形からGPSを補正するっていうのは結構難しい計算が必要になる気がして、作るのは無理かもー、と思ったりもします。
大体の位置は判るし、標高が高い方に引っ張られるって事を判っていれば十分使えるかなと思いました。見通せる所なら相当正確に位置が出るし。他にもいくつか、使っていて欲しい機能を思いついたので、開発を進めていきたいと思います。
他の山用GPSアプリもなかなか凄いのがあったりしますが、僕のアプリはそれらとは違う感じで出来上がりそうです。
最後に、今回の鳳凰三山の山行をGIFアニメにしてみました。画像にマウスカーソルを合わせると動き出します。
1日目

2日目

こうやって見るのも面白いですね。こういう再生機能なんかも作ろうかなーとか思いました。ガリガリのGPSアプリっていうよりは、山行を楽しくし、その楽しさを記録して後で楽しむ為のアプリにしようかなー、なんて思っています。
ではでは。まだまだテストは続くのであります。
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