■ ミッドナイト潮干狩り 1/2


■潮干狩りは冬でも出来る?

 潮干狩りは真冬でも出来るのだと知った時、これは是非行ってみたいなぁと思っていました。ただ、問題は冬の潮干狩りは真夜中しか出来ないという事です。

会社の先輩が作った汐見表ソフト。 左のグラフで一番下がってる部分が干潮の時間ですが、23時30分を指しています。干潮が夜中であり、しかも寒いって事で冬は普通潮干狩りをしません。

レジャー向きじゃないのです。

 これが春から夏にかけての大潮(潮の満ち引きが大きい日)は、お昼頃になります。さらにアサリの繁殖期が夏で、身が大きくなるので一般的には初夏が潮干狩りシーズンとなります。

 


が、潮干狩りがどうしてもしたいのです!あと半年も待てないのです!!って事で、ちょうど満月だったのでいつもの三番瀬に出掛ける事にしました。


■興奮の出発。

 
まずはやはり準備でしょう。こういうのはカタチから入るのが大事なのです。そうしないとモチベーションが上がらないというか、そう、

「面白くない」

のです。って事でいそいそとヤマダ電機に出掛けてヘッドライトを購入。LEDなので単4電池3本で20時間も持ちます。しかもコレ、クリップ式なのでライト部分だけ外して使う事も出来ます。優れものです。

 熊手やバケツは前に買ったのがありますから、他の装備は問題なしです。

■海をなめるな。


遅いシャッターを利用して分身ごっこをして遊ぶ。
 正直、暖冬だからって海を舐めてました。特に厚着もせず、上はパーカー下は半ズボン、サンダルです。よく考えたら、

春に潮干狩りしたのと同じ格好

でした。でもそんな事全然気にしてません。冬の潮干狩りという非現実的イベントに興奮し、正しい判断が出来なくなっていたのです。そう、

僕はうかれていました。

 ダラダラと写真を撮ったりしながら現地を目指しました。新浦安より南は埋め立て地が延々と続きますが、

縮尺がおかしいです、この街。

もの凄く遠いのです。そして、程なくして現地に着きました。

つぎのページへ>>
<まえへ