平面直角座標  
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 ──平面直角座標系GPSアプリ。



平面直角座標をiPhoneの画面で確認出来ます。

対応機種

iOS7.0以降を搭載したiPhoneシリーズで動作します。iPhone4以降推奨です。iPhone5及びiOS7に完全対応済み。

サポートについて

レビューに質問されても返信が出来ません。質問などありましたらTwitter(@keizi666)かメール(keiziweb@gmail.com)の方へお願いします。出来る限り返信させていただきます。

平面直角座標を表示する為のアプリです。

WGS84(世界測地系)から変換した平面直角座標を表示します。系番号は、『平面直角座標系(平成十四年国土交通省告示第九号)』に基づき1~19まで。座標の位置から系番号を自動で選択する事も出来ますし、手動で設定する事も可能です。

換算精度は国土地理院が提供する『平面直角座標への換算』と比較して1m以内に収まっています。 境界杭などを探す為には十分な計算精度となっています。

Here.info - Keiji Matsumoto

主な機能

・現在地の座標を平面直角座標で知る事が出来ます。
・系番号は自動選択、あるいは手動設定が可能です。

・現在地を地図上に表示し、その地点の平面直角座標を表示出来ます。
・地図上の任意の点(地図の中央)の平面直角座標を表示出来ます。
・地図上の任意の点をマークする事が出来ます。
・地図上にグリッド、円、単線などのスケールを表示出来ます。

・経緯度(10進法と60進法)を平面直角座標に変換、結果をクリップボードにコピーできます。

使用上の注意

『平面直角座標(以下当アプリ)』をお使いの場合は必ずお読み下さい。

1.座標の誤差について
iPhoneのGPSセンサーの性能以上の精度は出ません。谷や尾根の下、ビル街など空の見通しが悪い場所では現在位置表示に誤差が生じる場合があります。

2.誤差について
国土地理院の変換サイトで変換した座標と比べて0.5m程度の誤差が発生する場合があります。それ以上の高精度が必要な用途には使わないで下さい。また、系番号は逆ジオコーディングにより住所を求めて判断しています。よって、正常に動かすには通信回線が必要です。SIMを抜いたiPhoneやiPod、Wi-Fi版iPadなどでは逆ジオコーディングが出来ない為に正しい系番号を得られない事があります。

3.機内モードでは使えません
iPhoneは機内モードにするとGPSの動作も停止します。機内モードの場合は現在地を表示出来ませんのでご注意ください。3G通信やデータ通信、WifiをオフにしてもGPSは使えますが、機内モードにするとGPSは動かなくなります。

4.位置情報サービスをオフにすると使えません
初回起動時に位置情報サービスの使用を許可するかどうかアラートが出ますが、必ず許可してください。拒否した場合はGPSが使えなくなるので現在地や経緯度が表示されなくなります。もし拒否してしまった場合は、iPhoneの[設定]-[プライバシー]-[位置情報サービス]で平面直角座標をオンにしてください。

5.測位に時間が掛かる事があります
携帯圏外では現在地を特定するのに時間が掛かる事があります。空が広く見える場所で待っていればいずれ測位出来ますが、極端な谷間などでは特に時間が掛かります。

6.免責
当アプリは問題が起こらないよう注意して開発していますが、GPS衛星の状態、iPhoneの状態、天候や地形、バグなど様々な要因で意図しない動作をする可能性はゼロではありません。当アプリを使用したことにより発生した損害について開発者は一切の責任を負いません。


GPS画面です。現在地の平面直角座標を確認出来ます。

5.測位動作スイッチ
『連続』で測位開始すると、自分で測位停止するまで連続的に現在地の測位を行います。『単発』の場合は座標精度が10m未満になると測位を停止します。十分な座標精度になると測位を停止するモードです。

6.測位ボタン
『測位開始』を押すと現在地の測位を開始します。『測位停止』を押すと停止します。GPSが測位を行っている間はバッテリーを消費しますのでご注意ください。

使い方 GPS画面

起動するとこのGPS画面が表示されます。『測位開始』を押すとGPSが現在地を測位します。『測位停止』を押せば測位をやめます。測位ボタンの左にあるスイッチによって動作が変わりますのでご注意ください。

1.平面直角座標
現在地の経緯度から計算した平面直角座標です。測地系はWGS84(世界測地系)を使用しています。

2.系番号セレクタ
デフォルトでは『自動』になっていますが、系番号を自分で指定する事も出来ます。1~19系まで選べます。自動の場合は現在地の座標や地名から系番号を選びます。


系番号を選択できます。自動にすれば楽ですが、希望と違う番号が選択されてしまう場合は手動で選んでください。

3.座標精度
現在地の座標精度をメートルで表示します。最高で水平精度半径5m、垂直精度も±5m程度になります。ビルの陰や谷、屋内、地下などでは座標精度が低くなりますのでご注意ください。

4.地図
現在地を表示します。


地図画面です。現在地やマーカーを確認出来ます。
使い方 地図画面

現在地やマークした地点を地図で確認することが出来ます。

1.地図中央の平面直角座標
地図の中央にある十字マークの地点の平面直角座標を表示します。

2.マーカー
マークした地点を四角形のアイコンで表します。色はマークするごとに変わります。マーカーをタップするとマーカーの平面直角座標が表示されます。

3.センター
地図の中央を表す十字マークです。この地点の座標が画面上部に表示されます。

4.現在地アイコン
現在地を表示します。電子コンパスに連動して方向も変わります。タップすると現在地のの平面直角座標が表示されます。

5.マークボタン
押すと画面中央をマークします。

6.マーカークリアボタン
押すと表示中のマーカーを全てクリア出来ます。

7.スケール
地図にスケールを表示出来ます。マス目、円、単線、なしの4パターンです。

8.地図の種類を切替
地図の種類を変更出来ます。


座標計算画面です。任意の経緯度を変換できます。
使い方 座標計算

数値で指定した経緯度を平面直角座標に変換する事が出来ます。

1.入力種別
経緯度を10進数(35.123456など)か60進数(34°42'58.83"など)で選べます。

2.経緯度
経緯度を入力する欄です。

3.系番号セレクタ
自動の場合はGPS画面と同様、経緯度や地名から系番号を選択します。系番号が想定と違った場合などは手動で指定してください。

4.座標変換
押すと座標を変換して下の変換結果に表示します。

5.変換結果
変換した結果をテキストで表示します。

6.クリップボードへ
変換結果をテキストデータとしてクリップボードにコピーできます。


設定画面です。
使い方 設定

アプリの動作設定やユーザーサポートなどを行います。

スケール
地図画面に表示されるスケールの種類を選べます。円の場合は、下記の左の画像、マス目の場合は下記の右の画像の様にスケールが描かれます。

ユーザーサポート
当サイトを表示したり、開発者にメールを送る事が出来ます。

同作者のアプリ

当アプリの開発者が作ったアプリへのリンクです。GPSを利用したアプリや、音声処理のアプリなど色々作っています。よろしかったらご利用ください。


スケールを『円』にした場合。

スケールを『マス目』にした場合。


 平面直角座標系を扱えるアプリがほぼ無い(同作者による姉妹アプリで1本だけありますが)ので、平面直角座標専用のアプリとして開発しました。まだまだ発展途上のアプリでありますが、お役に立てば幸いです。


日本の平面直角座標を扱える、数少ないアプリの一つです。


(c)2014 keiji matsumoto