http://automata-movie.jp/
NETFLIXにあったので見た。
人型ロボットが普通に肉体労働に使われている未来世界。
本来自分の修理や改造を許可されていないはずのロボットが、自己修復をしていた。人類はそれを許さず破壊する。
ロボットの進化は人類になにをさせるのか?みたいな話。
いずれ大規模な気候変動でもあって全球凍結とか全球乾燥なんか起きれば人類は存続できないわけです。
他の恒星系への移住と言っても、ちょっとしたことですぐ死んじゃう『人間』という器はあまりに弱いのです。
生命維持コストが高すぎるんですよ、人間ってのは。
なので。
きっと10万年後の地球で生きてる知的存在は機械をベースにしたものだろうし、宇宙に進出するのもそういうものだろうなーと思ってます。
そういう知的存在を生み出すのが人類の役割で、地球というゆりかごを出るのは人類ではなく機械知性体だろうと。
ターミネーターではスカイネットが戦争をはじめて人類と対立し、最終的には人類が勝ってしまいます。
でも、人類は素直に滅ぼされるべきだったんじゃないか、とも思います。
人類はスカイネットという超越的な存在を生み出した時点で役割を終えたのです。ゴールだった。なのに。
ターミネーターで描かれる、自分たちより優れた存在を滅ぼしてしまった『地球における知的存在』の暗い未来。
人類が行けない荒野に旅立っていくオートマタ達。
未来を感じさせる良いラストシーンでした。
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