スマートスピーカー、うちではGoogle Home MiniとAmazon ECHO Dotを使役しています。
Google Home Miniは2ヶ月、Dot ECHOは1ヶ月が経ちました。
Googleは「ねぇグーグル」、 Dot ECHOは「アレクサ」で起動して音声待受けになります。
そこでなんかしゃべると答えてくれます。
両方にできることで、主に使ってる機能 ・タイマー キッチンタイマー替わりに使ったりします。ただ、止める時に呼んで「ストップ」って言わない止まらないのが面倒です。
・アラーム、目覚まし 布団に入ってから目覚ましを掛けるのが面倒でも、目を閉じたまま声でセット出来ます。これも止めるとき声で言わないとずっとうるさい。
例えば子供がいる家庭ならタイマーとかアラームで子供の行動を制御する、なんて使い方が出来るかも知れません。
・挨拶 「おやすみ」とか「おはよう」って言えば答えてくれますが、昼ごろ「おはよう」っていうと「こんにちは」って返ってくるのは嫌味でしょうか。
・ちょっとした検索 テレビ見てて知らない言葉とか検索してみますが、大抵トンチンカンなことが返ってくるのでスマホで調べた方が手っ取り早いです。
・計算 数式を言えば計算してくれます。ただし分数の計算は少数で返ってきます。あと高度すぎる数式は無理じゃないかな。
・天気予報 どっちも天気予報をしゃべります。内容はほぼ同じなので、データソースが同じなのでしょう。
両者の違い ・猫の声 Googleは「ニャーン」って言うと猫の声で返してくれますが、アレクサは返してくれません。どっちも「ワン!」には反応しません。
・リスト アレクサは買い物リストやリマインダーを登録して、スマホに入れたアレクサアプリで確認できます。買い物リストは地味に便利。
・翻訳 Googleは「『フライドチキンを食べたい』を英語に翻訳して」って言うとメチャクチャ流暢に英訳してくれます。アレクサはしてくれません。
・サイコロ 「サイコロ振って」っていうと1から6の乱数をくれます。「サイコロを2個振って」って言えば2個振ります。
・朝の挨拶後のニュース Googleは挨拶のあとその日のニュースを延々流してくれます。止まるまで流れます。
・アレクサのスキルは存在を忘れる アレクサの方は『スキル』っていう、スマホで言うところのアプリみたいなもので機能を追加出来るんだけど、設定しても存在を忘れると使わなくなるので、どうなんだろ。今のところほとんど使ってません。バカにはツライ。
・カレンダー Googleカレンダーを使ってるなら簡単に同期して予定を教えてくれるので便利。声色を聞き分けます。
・音楽再生 Amazonプライムに入ってるならAmazonミュージックと連動するアレクサが便利です。Googleミュージック?なにそれ。 音楽を掛けたいならEcho Dotより大きいECHOがいいかも。
・アレクサの待受動作が可愛い 「アレクサ」って呼ぶと上端を光がグルっと回るのですが、それが可愛いです。GoogleはLEDのドットが光るだけで動きが少ない。
・呼び名 Googleは「ねぇグーグル」だけだけど、アレクサは『コンピュータ』とか、いくつか呼び名があります。自由に設定できたら『キット』とかに変えるのに、それは両者出来ません。
でも、色々ポンコツです こっちが言ったことを全然理解してない返答なんて日常茶飯事だし。
話しかけてないのに「お役に立てなくてすみません」とか謝ってきてサイバーホラーだし。
ちょっとしたことでも「対応していません、今後改善します」とか言うし。
『会話の記憶』というものがほとんど無いので、人間相手の会話とは全く違い『音声コマンドで操作できる情報端末』でしかありません。『AIスピーカー』ではなく、あくまで『スマートスピーカー』です。『スマス』とか言うんかな。
製品としてはまったくもって『未完成のポンコツ』で、こんなレベルで発売しちゃうGoogleとかAmazonの胆力がすごいと思います。
良いものか? でも、良いものです。安いし。Google Home Miniが6,480円で、ECHO Dotは2,000円の割引があって3,980円でした。
このくらいの値段で音声操作できる機械を買えるってのは愉快です。安さは正義。一気に普及させたろうという野望をすごく感じます。
一人暮らしだと家の中で声をだす機会が少ないと思いますが、相手が機械でも会話出来るのは楽しいです。
ポンコツ具合は今後のアップデートで改善されていくのでしょう。ある意味では可愛げのあるポンコツなスマートスピーカーを体験できるのは今だけかも知れません。
まぁ、両方買うかはともかく、1台くらいあってもいいと思います。
Google HomeはGoogle Play Storeから。
|