■ 地球温暖化という詐欺について 2008年07月15日 | |
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地球温暖化CO2原因説は欧米のコミュニストがでっち上げた詐欺だった!という話。
[参考リンク]Google検索「地球温暖化詐欺」
↑ムービーへのリンクがいくつかあると思う。今日は、BBCで放送されたとされる「地球温暖化詐欺 The Global Warming Swindle 」を見た上での感想。
僕は一時期コミュニスト思想に染まっていたことがありまして。京都議定書を無視したアメリカはけしからん!と思ってた時期もありました。でも最近のスタンスは「人間の活動なんて太陽活動の変動に比べたら大した影響はないだろう」って感じです。
太陽は11年周期で活動に波がありまして、さらに大きなスケールでも波があるわけです。そんな、調子に波がある星に照らされてる地球ですから、まぁ、太陽の具合で気温が変動するのは当たり前だったりするわけです。
ガスに掛けたヤカンがすぐに沸騰するかなかなか沸騰しないか、それを決めるのってガスの火力でしょ。ヤカンの中の二酸化炭素が原因か?
それに、過去の地球では今よりも気温が高かったり、低かったりする時期もあるそうで、なんというか、ここんとこの温暖化なんてのはそんなのと比べたら無視できるレベルなんですな。約1時間のムービーで語られてる事は大体以下の通りです。
人間が出す二酸化炭素の温暖効果は大したことがない
大気に含まれる二酸化炭素は0.054%。そのうちのほとんどは、自然界(火山、海、自然の生物など)から発生している。大気の温暖化効果のうち、95%は水蒸気によるもの。つまり、「人間が出す二酸化炭素」の影響は限りなくゼロに近い。また、工業が二酸化炭素を大量に出していた1940年~1980年の40年間で見ると、地球の気温は下がっている。工業による二酸化炭素で地球の気温は変わらない。
気温が下がると二酸化炭素が増える
ゴア氏の「不都合な真実」で出てくる二酸化炭素と気温のグラフは、視点が数10万年と大きいから、二酸化炭素が増えると気温が上がっているように見える。が、ミクロな、数100年という単位で見ると「気温が上がると二酸化炭素が増える」というようになる。そもそもの前提が逆。
地球温暖化の原因は太陽にある
太陽の活動は太陽黒点の数で予測できるが、黒点が多くなると、それだけ太陽活動が活発になって地球に降り注ぐエネルギーが増える。よって、地球の気温も上がる。黒点の数と地球の気温のグラフは一致する。宇宙線と雲の話はちょっと眉唾だったけど、まぁ、巨大霧箱と思えばいいのかな。
現在の地球は小氷河期
数10年単位で気温の変動を見るとわずかに気温が上がっているが、数100年単位でみると気温は緩やかに下がっている。実は地球は寒冷化している。温暖化よりは寒冷化の方が農作物に与えるダメージは大きい。
科学者は予算が欲しいから温暖化を絡めて研究をする
現在の科学は温暖化ブームで、温暖化を絡めると予算が取りやすいそうだ。だから温暖化の研究が盛ん。ただし、温暖化を否定するような研究をすると異端扱いされて予算が取れなくなる。だから温暖化そのものは否定しない。これはサイエンスじゃなくて、ビジネスだ。
温暖化について騒ぎ出したのは仕事が無くなったコミュニスト
共産主義国の崩壊により仕事にあぶれた共産主義者が地球温暖化をネタに商売を始めた。科学者には都合の良い論文を書かせ、それをネタに工業国をゆする。それにまんまと嵌ったのが日本。人の良い日本人はまんまと京都議定書に調印。無理難題を吹っかけられて、挙げ句に排出権を買わされることに。そういえば共産主義者(日本赤軍とか)と、グリーンピースとかその辺の環境ヤクザって同じ雰囲気があるね。クラスのひねくれものみたいな。
まとめその1
他にも、二酸化炭素を出すなと言われて開発が遅れるアフリカの国々、地球温暖化を声高に叫ぶ謎の秘密結社ICPPなどの紹介も興味深い。
ただし、これも一つの考え方に過ぎない。大体科学というのは、物事を断定しない。「これはこうかもしれないし、違うかもしれない。ただ、可能性は否定できないし、絶対にこうなるとは言えない」なんて言うのが科学者で、まぁ、よく実社会では煙たがられるタイプだ。このムービーに出ていた科学者は割りと断定的に物事を言う人が多く、そういう雰囲気では、温暖化肯定派と否定派はどっちもエセ科学の匂いがある。
ネットで読める記事でも、どっちが正しいかは意見が分かれている。ざっとリンクで紹介するが、読むほどにどっちが正しいのかよく判らなくなる。結局、温暖化の原因が工業社会の出すCO2なのか、違うのか、どちらを信じるかは自分で考えて決めるしかない。
[関連リンク]
地球温暖化に対する懐疑論
地球温暖化詐欺 (映画) - Wikipedia
地球温暖化詐欺 - 池田信夫 blog
地球温暖化のエセ科学
「地球温暖化詐欺」はどっちでしょう|温暖化いろいろ
で、僕のスタンス
やっぱり、ここ最近の地球温暖化は太陽活動の変動が原因だと思う。正直、人間程度のもんが地球全体に影響を及ぼせるほどエライとはとても思えない。また、地球温暖化CO2原因説がまかり通る事で誰が得をしているか、それを考えると、やっぱ違うんじゃねーかなーと思う。温暖化を最初に言い出した連中が一番得をしている。得をしてるから言い続けてる訳だ。そんなもんを信じられるわけがない。
「地球は短期的に温暖化している。ただ、その原因は少なくとも人間が出している二酸化炭素ではない」というのが今の僕のスタンスです。という訳で、僕はエコとか超どうでもいいのです。
とはいえ、節電はするけどな
オレらがCO2をいくら出したって地球が温暖化するとは思っていない。1ミリも。でも、節電はする。だって、電気代がもったいないじゃない。水道だって、日本みたいに水資源が豊かで、豊かすぎて奥多摩湖なんて溢れちゃうほど一杯になるのに、節水で水不足解消とか意味が判らない。
節電とか節水とかは、単純に生活習慣とか躾の問題だと思う。無駄なものを使わない、無駄遣いをしない、ってのは道徳とかそっちの話で、それを強制する理由としてエコを持ち出すのは違う。それは水に悪口をいうと変な形の結晶になる、だから友達に悪口を言うのはやめましょう、なんてのと同じレベルだ。
それはそれ、これはこれ。
エコ、科学、道徳、躾、それらは全部別のモノとして考えるべきだ。
海や山、道ばたにゴミを捨てても地球環境レベルではなんの影響もないし、地球は泣かないし、動物も絶滅しない。でも、海や山、道ばたにゴミが落ちていたら気分が悪いし、道徳的に問題があるから捨てない。「道徳として問題があるからやらない」、それでいいと思うんだけど、いつから道徳を守らせるのにエセ科学が必要になっちゃったのかなぁ。これって江戸の昔からそうなのかね。変な迷信とか同じで。
人間って本来、そういうもんなのかもね。と、性悪説の僕は思ったりするのであります。性悪説を持ち出したのがオチね。
ではまた。
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