■ 今日もダメ。 2006年01月31日 | |
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今日も会社を休みました。ずいぶんよくなって、さっき歩いたら痛くなかったので嬉しかったんですが、1日椅子に座って仕事をする勇気はありません。明日は行きますって!>私信
■一日なまこなのでネタとかありません。
なので、昔話を。
僕が生まれた町にはベトナム難民のキャンプがありまして、各クラス一人くらいベトナム人がいました。浅黒い肌で、どことなくエキゾチックな顔立ちの彼らはまず、チンチンという単語を覚え「チンチン!!チンチン!!」と叫んでいました。
そのせいで、ベトナムブームなんつってOLさんがベトナムに行くとかいう話しを聞くと、
「ああ、チンチンの国か。」
なんて思ってしまうわけです。僕の中ですっかり「ベトナム=チンチン」という等式が出来上がってしまったわけで、つまりそれは国家という枠組みに対するある種の冒涜と言えるかもしれない。しかしどうしたって僕の中では、
「ベトナムコーヒー=チンチンコーヒー」
という事になってしまう。10歳の外交官に付けられたイメージは20年たっても消えていないわけです。
しかも、彼らは南ベトナムの有力者の子供だったりするわけで、その高貴なはずの彼らがなんとも間抜けな日本語を優先して覚えるさまは、敗戦という事実がいかに重く、暗いものであるかを僕らに判らせるに十分な効果を持っていた。これは共産主義の教師達には都合の良い素材だったのかもしれないと思うとなんともよくできた話だけど、そんな論理の出発点は、
「チンチン」
であるのです。だから、僕が反戦や非武装を訴える根っこには「チンチン」があると思ってもらっていい。
そんなわけで思うのです。
チンチンは世界を救う、とね。
chinchin and Peace!! (ちんちん、そして平和。)
で世界平和を祈りましょう。寝っぱなしでいささか過剰にピースフルなケイジがお届けしました。ではまた。あしたからは通常営業に戻ります。
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